「Tap into Taipei」韓国の人気キャラクターPengsooと台湾の熊讃が初共演、台北のスポーツ都市としての魅力を韓国・ソウルでアピール
2024年11月6日、台北市政府観光伝播局が韓国ソウルで「Tap into Taipei」記者会見を開催し、韓国で人気のEBSテレビのキャラクターPengsooと、台北市の公式マスコットキャラクターである熊讃(ションザン)が初めて共演しました。イベントのアンバサダーを務めるPengsooと熊讃がタッグを組み、台北市が持つ国際的なスポーツ都市としてのイメージを韓国のメディアや観衆に伝え、多くの注目を集めました。また、韓国の人々に「2025ワールドマスターズゲームズ台北・新北市」への参加を呼びかけ、この機会に台北の魅力を発見してもらいたいと熱意を込めてアピールしました。
台北のスポーツ都市としての活気と魅力をアピール
記者会見で台北市政府観光伝播局の王秋冬局長は、「台北は台北101垂直マラソン、台北マラソン、ツール・ド・台湾など、毎年多くの国際的なスポーツイベントを開催する都市です。これらのイベントは台北のスポーツ精神を象徴するだけでなく、観光客にこの都市の多面的な魅力を探索する機会を提供しています」と説明しました。さらに、「台北はスポーツ都市であると同時に、文化や現代的なライフスタイルが融合する場所であり、旅行者が台北の活気を直接体感できる都市でもあります」と述べ、来場者に台北観光の多様な側面を楽しんでもらいたいと呼びかけました。
キャラクターのユーモアとパフォーマンスで会場を盛り上げる

イベントでは、韓国でも大人気のPengsooと台湾の熊讃が登場。2人は観客の前で熊讃のテーマソングに合わせてダンスを披露し、観客を大いに楽しませました。Pengsooは「台北に来て、西門町や台北101、大稻埕、夜市など、台北の有名なスポットを巡り、地元の美味しい料理を楽しもう」と熊讃に台北観光を薦められ、会場は笑いに包まれました。さらに「美味しい食べ物を食べて、スポーツセンターやサイクリングロード、ハイキングロードでカロリーを消費しよう」と、観光だけでなくスポーツを通じた交流を提案しました。Pengsooのユーモラスな動きと熊讃のキュートな外見のコントラストが会場を和ませ、終始楽しい雰囲気が漂っていました。
専門デザイナーによるスポーティなコスチュームも登場
さらに、台湾の有名ファッションデザイナー黄秀瑾氏がデザインした特製のスポーツウェアが披露されました。このコスチュームは、台北のランドマークや建築物の特徴を取り入れ、台北市の活力とスポーツ精神を表現したものです。スポーティでありながら台北市の文化的な側面も感じられるデザインで、多くのメディアや観衆の関心を集め、記者会見のビジュアル的なハイライトとなりました。
ワールドマスターズゲームズ2025と台北観光を大いにアピール
台北市政府観光伝播局はまた、台北の魅力として、便利で安全な都市環境を挙げ、「台北は外国人観光客に対してもフレンドリーな都市であり、Preplyによる調査でアジアの最もフレンドリーな都市として認定されました。また、英国のカルチャー誌『Time Out』による2024年のランキングで、台北はアジアで2位、世界で12位の『ナイトライフが楽しめる都市』として評価されています」と述べました。台北は外国人旅行者にとっても魅力的な環境を備えており、観光スポットや地元のグルメを通して、訪問者が台北の豊かで多様な文化を体験できると強調しました。
また、2025年5月17日から30日までの間に台北、新北、宜蘭、桃園、新竹など6つの県と市のスポーツ施設で開催される「ワールドマスターズゲームズ2025台北・新北市」について、全35種目が含まれ、参加資格が30歳以上であれば誰でもエントリーできることも紹介されました。台湾旅行の魅力をアピールしながら、台北のスポーツ・観光の両方を楽しめる機会として積極的に参加を呼びかけました。
台北観光の新たな可能性を示すイベント
「Tap into Taipei」は、台湾と韓国の人気キャラクターを通じて、台北のスポーツ都市としてのブランドを韓国の観光市場に強くアピールするイベントとなりました。訪問者にとって忘れられないスポーツ体験や、美食、観光スポット巡りを通じて台北の新たな魅力を知ることができる場となり、今後の台北観光の発展が期待されます。